起業のきっかけは身近にある!喫茶店の常設コーナーでチャンスを掴んだ成功例

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私が好きな仕事(植物の仕事)が出来るようになるまで、色々な出会いや助けがありました。今回は、その中でも印象的だった、喫茶店から仕事へ繋げた経験を紹介します。

ちょっと気になる場所から好きな仕事へ繋げる

自分にしか出来ない何かを始めてみたい!という方におすすめな記事です。起業の形は様々。何気ない日常にもチャンスはあるものです。
by おとなん:ブログ・運営者情報

 

私は植物が好きです。そこで以前から気になっていた喫茶店に、オリジナル観葉植物とパンフレットを置かせて頂き、仕事のきっかけを作ったというお話です。

可愛らしいけど植物バランスが気になる喫茶店

駅から徒歩10分程度のちょっと寂しい場所に、ポツンと1つ可愛らしいカフェが出来上がっていました。手作りでウッドデッキが足され、小さな看板が揺れています。

そっとガラス窓を覗くと可愛いカーテンが見えます。

 

<出会った喫茶店>

可愛らしい店頭ですが、飾られている植物のバランスが気になります。

伸びきった枝を剪定すれば、枝が増えて形が良くなるのに。ハンギングに植えてある枯れている植物は1年草で、このまま植えていても育たないのに・・・と色々うずうずしてしまう。

もうちょっと手を加えたら良くなるはず。ここはどんなお店なんだろう。

思い切って、その喫茶店へ寄ってみました。

30代女性がひとりで経営

入ってみると、小さなテーブルが2つにカウンターという小さな空間。可愛らしい手書きメニューにはカレーやケーキもあり、食事も出来るようでした。

カウンターを見ると、30代女性が接客しながら珈琲を入れています。どうやら、ひとりで経営している様子。

会話の様子を見ていると、お客さんの話をうまく聞き出していて、とても楽しそう。なるほど、この応対が人を惹きつけるんだなぁと分かりました。

私はお客さんが少なくなるまで待って、声をかけてみました。

 

お話によると、数年間喫茶店で修業をして店を出したとのこと。

生活のためだけに仕事をしていた私には、彼女がキラキラして見えました。

生活の不安は無いんだろうか。その勇気はどこから来るんだろう。その後よく通い、彼女と色々な話をするようになりました。

店内に私の常設コーナーを設置

女性がひとりで頑張ってると思うと、応援したくなります。

そう感じたのは私だけでは無いようで、お客さんからのプレゼントがお店に飾ってあり、テーブルと壁には特別コーナーを発見。

どうやら、お客さんの宣伝コーナーになっているようでした。「炭アート作品紹介」「版画絵のポストカード」「エステの紹介」など色々です。

 

そこで私も、自作の観葉植物を「商品として」置かせて頂くことにしました。

以下画像はその時の一部。

<置かせて頂いた寄せ植え>

気軽に持てるようにミニサイズ。

カフェの雰囲気を壊さないよう可愛らしいイメージにしました。さらに、テーブルが土で汚れないよう小さな台も設けました。

商品としての寄せ植え鉢

ガーデニングショップ経験がここで生かされる事になります。

お客さんの負担にならない金額を設定。植えた植物の育て方を名刺サイズで添え、育てやすいものを。他には無いデザインを考えて作ることにしました。

 

それと同時に「植物の仕事を承ります」というパンフレットも置きました。

「仕事承ります」女性目線のパンフ設置で仕事契約

観葉植物を置かせ頂いたのは、植物の仕事に繋げるきっかけ作りのためです。パンフレットを置いただけでは「ふーん」で終わってしまうでしょう。

 

パンフレットのメニュー作りもガーデニングショップ経験をフル活用。エクステリアや剪定の依頼も受ける事にしました。

もし依頼があっても、相場やメーカーも分かるし人脈もあります。全てに無駄は無いのだと、改めて思います。

 

というのは・・・以前の仕事で、毎日数百件もの庭師と会話していた事、お店と契約している園芸店や各メーカーと繋がりがあったからです。当時は苦手な仕事でしたが、こんな時に役立つとは思ってもみませんでした。

そこで、園芸店では味わえない女性ならではの目線にこだわってパンフレットを作りました。

 

するとなんと!

すぐに仕事の依頼が舞い込みました。

 

私のミニ観葉植物を買ってくださった方からの依頼です。マンションのベランダの植物をリニューアルするお仕事。その他、お庭を手入れして欲しいという仕事も。

たった1つのミニ観葉植物から、お仕事の縁が広がっていきました。

喫茶店のお客さんは年配女性が多かったという点もラッキーでした。ちょっとベランダを綺麗にしたい、ちょっとお庭を片付けたいという悩みに直結したのです。

「庭師」に頼むほどの規模ではなく「ちょっと」背中を押して欲しいという、女性ならではの仕事が喜ばれました。

お店の負担とその後の縁

置かせて頂いている観葉植物はそれなりに売れました。ただ、お店の女性にいつまでも植物の管理をお願いするのも気が引けます。

良かれと思って好意で引き受けてくれたんですが、相手は生き物。マニュアル通りにはいきません。暖房の風に当ててしまい、上半分枯れたまま置いてある事もありました。

本来メンテナンスは自分でするべき事。

 

そこで、置かせてもらっている「場所代」の代わりに、店頭の植物メンテナンスに寄る事にしました。お店が開いていれば、自分の観葉植物の管理も出来るので丁度良いのです。

ところが、

先の事って分からないものですね。

私がこの喫茶店へ通えたのは、職場の近くだったから。突然に職場が移転する事になり、そうそう寄れなくなってしまいました。夏場は特に1週間放っておくとダメになる植物もあったので販売も断念です。

 

ただ・・・その時に知り合ったお客さんから色々繋がることになります。

寄せ植え教室を立ち上げ、生徒さんを募集した時には、友人を誘って沢山参加してくださったり、宣伝してくださったりと嬉しい方向へ。

とても良い経験でした。

まとめ

喫茶店の片隅に、自分のコーナーを作って頂く事で仕事の縁が出来たという例を紹介しました。

喫茶店のお客様は年配女性が多かったため、造園屋さんに依頼するほど大規模ではなく、「ちょっと綺麗にしたい」という女性ならではの目線と、私の仕事規模が一致したのも大きかったかと思います。

 

作品や趣味からでも、人と繋がる事で思わぬ展開が待っているかもしれません。仕事は必ずしも誰かに雇われてするものではありません。

街を歩いているとき、ちょっと気になる事があったら寄ってみると、何かの繋がりやヒントになる可能性があります。

 

私の出会った喫茶店は、定休日にアロマ教室として場所を提供していました。アロマ資格を取りたての女性が月に数回開催する場所として利用しているとのこと。

いきなり大きな収入は得られないけれど、種は撒けます。

 

私の経験の他に、喫茶店と盆栽屋さんのコラボをされているケースもあります。じっくりと盆栽を眺めながら珈琲も飲めるわけですね。

お互いの相乗効果が得られる場所で、種を撒いてみませんか。

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