経験して分かった!早朝のパン製造補助はきつい?50代から仕事して思う事

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早朝から働く「パン製造補助」ってどんなイメージですか。私が勤務しているお店では、夜中2時や3時から出勤することもあります。昼夜逆転のライフスタイル、肉体労働、デスクワークとは違う人間関係など、色々と思う事がありました。

今回は、実際に経験して分かったアレコレを紹介します。

焼き立ての香りに包まれて働く!パン製造補助の仕事

パンが好き。パン製造補助の仕事って実際どう?きついの?40代以降の女性に向いている仕事なのかな・・・と不安な方におすすめな記事です。
by おとなん:ブログ・運営者情報

パン製造補助の仕事とは

職人さんや社員さんの指示により、パン作りのお手伝いをする仕事。これは、パン屋さんの規模や、作っているパンの種類、募集内容によって仕事が違います。

大手パン工場の場合は一定の作業、個人経営店舗の場合は色々な作業をする傾向が強いです。小さな店舗ほど、職人さんの手さばきを近くで感じる事が出来ます。

個人店舗のお仕事

私が勤務しているお店は個人経営の店舗です。パンはそれぞれ作る工程とかかる時間が違うので、出勤する時間帯やパンの種類によって仕事が違います。

私は早朝のサンドイッチ製造担当。生地の成形はしません。パン製造補助の仕事といえども、必ずしもパン生地を成形をするとは限りません。どんな作業をするのか、しっかり確認しましょう。

 

例えば「パン成形担当」はデニッシュ、クロワッサン、アップルパイなどの生地をこねたり、切って巻いたり、卵を塗ったり。

「材料作り担当」は、生クリーム、焼きそば、ジャム、プリンのカラメル作りなど。その他、鉄板を整えたりラッピングしたり。その他、材料を発注、注文、シールを出力する事務の方もいらっしゃいます。

パン1つを作るのに、実に多くの人と時間、手間がかかっているんですよね。

 

それでは、私の経験より

  • パン製造補助「早朝勤務」の現状
  • ここがメリット!楽しい!嬉しい!
  • ここがデメリット!?パン工場あるある
  • パン製造補助の仕事に向いている人

について紹介します。

私が勤務しているパン屋さんでは、毎日同じ作業に見えて微妙に違います。きっちり作業分担されている工場とは違う点も多々あるかと思います。参考程度にどうぞ。

パン製造補助「早朝勤務」の現状

  • きつい!20代や30代ほど1日、2日で辞めていく
  • 作業量が多すぎて、契約時間通りに働けない
  • 水分を取る時間も惜しいほど忙しい
  • 事情がある人、マイペースで気の強い人が残る

 

とにかく忙しい!水分補給するための数秒も貴重。

そして立ち仕事。立ちっぱなしといっても、立ったままで腕が動いているだけの作業ではなく、重たい鉄板を持ち上げたり、何キロもある材料を移動したり。身体の動かし方が半端ない!です。

デパートや多店舗へ納品するパンは開店前に届けるため、1分1秒も惜しいのです。納品量は増えると、さらに早出したりして生活リズムが乱れがち。早朝勤務は、起きる時間は夜中なので「夜勤」に近いものがあります。

・・・流れ作業、単純作業、淡々とこなせば良い仕事だと思っていた私が甘かった。ついに身体と腰を痛めてしまいました。

そのため、案外、若い世代ほど「続ける自信がない」という理由ですぐにやめてしまいます。長年立ち仕事や工場で働いてきた50代、60代の女性が長く残り、楽しそうにしています。「おばさん」と呼ばれる世代は本当にたくましい。

私も年齢的には「おばさん」ですが、同じ女性としては別格だと感じています。

 

それから・・・私の職場の場合、早朝から働く人の多くはダブルワークです。

例えば、夜中3時からパン屋で5時間働いて8時あがり。その後移動して、9時から別の仕事をするスタイルなど。シフトはほぼ毎日だったり、週2日だったりと人それぞれです。事情があるのでしょうけれど、私には到底無理なライフスタイルです。

ここがメリット!楽しい!嬉しい!

  • 活気がある。悩んだり落ち込んだりしている暇がない
  • 毎日美味しいパンの香りは至福
  • 試作品や食材のあまりを頂ける
  • 全身使って動くのでダイエットになる!?

 

毎日時間との勝負。何か失敗しても、それを長々とお説教される時間がありません。なので、怒鳴られたとしてもサラッと流れます。同じ失敗をしないようにする、解決策さえ分かれば、落ち込む必要が無いのが楽。

 

美味しいパンの焼ける香りが何とも至福。私は全く飽きません。

それから、ちょっと焦げた、形が歪んだパン、試作品などを頂く事が多いです。添加物が入っていない出来立てパンは本当に美味しい!これは個人店舗ならではのメリットですね。

 

ただ、それらのパンを毎回持ち帰って食べてしまうと、せっかく身体を動かしてもダイエットになりません。アップルパイやデニッシュの切れ端なんて最高に美味しい!普段食べられない箇所のサクサク生地。でもかなりの高カロリー・・・。

出来立てコロネ、あんぱんもふんわり。小麦パンは香ばしくて食欲そそります。それらをグッとこらえて、持ち帰らずにいたらダイエットになります。

パン好きには究極な選択。どっちも捨てがたい!

ここがデメリット!?パン工場あるある

  • 独特な匂いが服に残る。洗ってもなかなか落ちない
  • どんな時でも「スピード重視」
  • 目立たないと仕事が遅いと思われる
  • 「おばさん派」が図々しくてうるさい。優しいが謙虚さがない。(※)
  • 身体の使い方は自分で管理する
(※)中高年女性全てを「おばさん」とすると申し訳ないので、図々しくてうるさい女性を「おばさん派」とします。

 

まず、パン屋に限らず、食品系の工場は「独特の匂い」が衣類に残ります。これは食品工場系あるある。洗濯してもなかなか落ちません。眉をしかめる程の強さではないし、耐えられない!という嫌な匂いではありません。

けれど、女子力アップの邪魔になる匂いではあります。若い女子ほど着替えて仕事をしています。

 

そして、パン屋は時間との勝負。

最初はそれが慣れないかもしれません。

どんな時も「スピード重視」。時間的余裕のある日も、ペースは同じ。早く作業して早くあがるのが基本です。マイペース派の私は、この点にストレスを感じました。

時間的余裕があるのなら、身体に無理が無い程度の動き・・・つまり、喉を潤す時間くらい欲しいと思います。実際に喉を潤しても良いし、トイレ休憩をしても良いのですが、かなり目立つので勇気がいります(私の職場の場合)。

 

そして、声を出して「ガンガン仕事してますアピール」が出来る人は良いけれど、地味に黙々と作業する人は仕事が遅いイメージになりがちです。とはいえ、ちゃんと見てくれている人がいれば、評価してくれます。

私の場合、同じグループの「おばさん派」には理解されず、何かと面倒な作業を押し付けられていました。でも、工場長は私の行動を見てくれていて、こっそり労いの言葉やアドバイスをくださいました。

 

ここで「おばさん派」について触れておきます。

「おばさん派」と気持ちよく働くコツ

「おばさん派」を黙らせようとか、心を入れ替えさせようとか思わない事です。

せっかく優しくて可愛い面を持っているのに、恥じらいや謙虚さを忘れてしまっている方が本当に多い。それは、色んな事を乗り越えてきた自信からきています。

相手がどう思うかよりも、まずは自分。思った事をそのまま口にする、年齢を理由にミスをごまかす・・・などの特徴がありますよね。

 

そんな「おばさん派」に何かをビシッと言って黙らせたとしても、陰で色々言われたり、いつまでも根にもたれたりします。

そのエネルギーを別に使いましょう。

人は変えらません。「おばさん派」は、柳のようにかわすのが得策

 

働いていると色々ありますが、自分の身体は、自分しか分かりませんし治せません。どう思われようが、何を言われようが気にしてはいけません。

自分の身体を十分に労わって働きましょう。

パン製造補助の仕事が向いている人

これまで紹介してきた、現状、メリット、デメリットなどをまとめ、向いている人は以下になります。

  • パンが好き
  • 立ち仕事に慣れている
  • 昼夜逆転のリズムにも順応できる
  • 理不尽な事を言われても、柳のようにスルーできる
  • 身体を動かす事が好き

 

これらは働きやすい条件ですが、全てを持っていなくてもOK。パンが好きならば、なんとかなります。

「きつさ」は心と身体に相談しよう

「きつさ」は、日頃から体幹を鍛えておくことで、ある程度回避できます。

早朝勤務の場合、昼夜逆転になるので合わない時には無理をしないこと。中でも、自律神経系が弱い場合は注意。自分の身体と相談しながら様子を見てください。

自律神経を整えるには、生活リズムを整える事がとっても大事です。昼夜逆転の暮らしが無理なく出来るのならば問題ありません。でも、同居する家族の食事作りや家事などで、睡眠サイクルが乱れると身体が悲鳴をあげます。睡眠障害、めまい、頭痛、嘔吐などが起きる事があります(経験済み)。

 

身体にかかる負担としては、中腰作業や肉体労働がほとんどです。

足腰にくるので、インナーマッスルを強化するメニューをネットで探るのがおすすめ。接骨院の先生が紹介している動画も役立ちます。肩、腰、おしりをほぐすストレッチも有効。

私はストレッチポールを取り入れました。

人間関係は柳のように流す

パン屋は忙しいので、長々とお説教される時間が無いのも良い点です。(ひょっとしたら別に時間をとる場合があるかもしれませんが。)同じ失敗を繰り返さずに行動すれば良いし、それによって気付きもあります。

「おばさん派」には深入りせず、適度に甘えてみてください。言葉のダメージは、柳のようにかわす事。人生経験が豊富で自信があるので、案外、頼られたり感謝されるのが好きな方が多いです。

まとめ

私の経験から「パン製造補助」の現状、メリット、デメリットなどを紹介しました。

向いている人をもう1度まとめると・・・

  • パンが好き
  • 立ち仕事に慣れている
  • 昼夜逆転のリズムにも順応できる
  • 理不尽な事を言われても、柳のようにスルーできる
  • 身体を動かす事が好き

といった感じです。

これら全てを持っていなくても、もちろんOK。これは私の場合なので、一概に言えません。働いているうちに、職場の空気が分かるはずです。

 

気になる人間関係として、外せないのが「おばさん」と呼ばれる世代との関わり。

身体を動かす食品工場系のお仕事には、たいてい中高年女性が働いています。特徴としては「声が大きい」「他人より自分」といった感じの方が多いのが現実。とはいえ、中には少女のような恥じらいや謙虚さを持ち、優しい笑顔で気遣う女性もいます。

 

仕事は「どんな時もスピード重視」。テーブルの上で作業したり、パンが入ったトレー、鉄板や餡子を持ち上げたりと中腰作業が多いです。

インナーマッスルを鍛えておくと疲れにくくなりますし、全身を使う仕事はダイエットにもなります。

きつい仕事ではあるけれど、パンが好き!と思うのならば一度挑戦してみる価値はあります。昼夜逆転の時間帯で働く場合は、身体と心に相談です。自分の身体を知っているのは自分だけです。

個人経営の小さな店は、職人さんの手さばきを近くで見る事が出来て楽しいです。大きな工場の場合、普段は入れない世界を見る事が出来て気付きがあります。

 

「パン製造補助」は、パン1つに込められた想いを身近に感じられる、素晴らしいお仕事。自分が手をかけた仕事で、誰かを笑顔にするって素敵なこと。

美味しい香りに包まれながら、チャレンジしてみませんか。

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