アットホームな会社はブラック?居心地が良い?入社前に見極める3つの方法

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私は「アットホーム」を売りにしている、家族経営の会社を渡り歩いてきました。大手とは違って融通が効く良さが、逆にデメリットにもなります。

そして、仕事で指示をもらう相手は「経営者」な事がほとんど。常に危機感を持って奮闘しており、あらゆる困難を共に乗り越えねばならない状況が多々出てきます。

つまり少人数の会社ほど、型通りには働けないのです。

 

とはいえ・・・「アットホーム」を売りにしている会社が、自分の興味のある分野の場合どうしたら良いでしょうか。自分に合っているか、どうやって見分ければ良いでしょう。

見極める方法、実際に経験した事などを紹介します。

アットホームな会社ってどうなの!?好きな仕事なら自分に合う職場なのかチェックしよう

「アットホーム」を売りにしている会社の求人で、挑戦したい仕事を見つけた。家族や親戚で経営しているようだ。何かと融通がききそうだけど、実際どうなんだろう?という方におすすめな記事です。
by おとなん:ブログ・運営者情報

アットホームな会社とは

そもそも「アットホーム」って何でしょう。

用語解説では「自分の家にいるように寛げるさま。家庭的。」となっています。つまり、ほんわか、穏やか、温かい、そして団結したイメージ

頭ごなしに否定したり、怒鳴って注意したり、責めたりするような雰囲気ではないですよね。穏やかな職場で仕事をしたいと思う方には、惹かれる表現です

 

「アットホームな会社」とは、色んな事があっても皆で一致団結、笑顔で乗り切っています!といった具合に、プラスイメージで使います。

 

私が「アットホームな会社」に惹かれた理由
大手企業で17年ほど働いていた時は、人の温もりみたいなものはほぼ皆無。全ての行動に縛りがあったり、会話が無かったりで窮屈でした。そのため「アットホーム」って人間っぽくて良いな!と思ったのです。
私自身、父が小さな工場を立ち上げて、家族全員で乗り切った経験もあり、楽しかった思い出と重なっていました。

 

穏やかな雰囲気の会社は、働きやすいですね。でも「家庭的」である必要はあるでしょうか。会社は仕事をする場所であり、家ではありません。

そのあたりをもう少し見ていきましょう。

 

今回は、以下の流れで説明します。

  • 捉え方次第で「ブラック」にも「ハッピー」にもなりうる
  • どんなに親しくなっても「経営者と従業員」であり「家族」ではない
  • 入社前にチェックすべき3つのポイント

捉え方次第で「ブラック」にも「ハッピー」にもなりうる

経験上「アットホーム」な会社です!としているのは大企業ではなく、中小企業、あるいは家族経営のお店がほとんどです。

大企業のように人数が多ければ分担をキッチリ分けられますが、人が少ないと色んな事をしなければ回りません。そうなると、思わぬ仕事を背負う事が多々あります。

会社の雰囲気や経営方針が自分と合っていれば「アットホーム」の良さを感じるし、合わなければ「ブラック」と思いがちです。

同じ仕事でも、受け方で違ってしまう。

経験を積めてハッピー!と思うか、使われている感満載でブラックと思うか?という事です。これは、個人の適正だけではなく、会社との相性やその時の経営状態にもよるかと思います。

 

私がこれまで「アットホーム」な会社で経験した事から、3つの例を紹介します。どれも出来事は同じですが、捉え方がだいぶ違います。

ハッピーな捉え方

あまり公私混同を気にせず、何でも経験だと思う方は「ハッピー」と捉えがちです。

  • 色んな仕事を頼まれる ⇒ 経験を積める!ラッキー♪
  • 公私混同 ⇒ 自分の時間を学びに使える!経営側の意外な一面を見れる♪
  • 休憩時間が曖昧 ⇒ 仕事を中断しない方が能率が良い!気にしない♪

ブラックな捉え方

契約通りにして欲しい、プライベートを大事にしたいと思う場合は「ブラック」と捉えがちです。

  • 色々な仕事を頼まれる ⇒ 契約にない!ありえない!
  • 公私混同 ⇒ プライベートと仕事はキッチリ分けてくれよ!休んだ気がしない
  • 休憩時間が曖昧 ⇒ サービスで働くなんてありえない!

 

私が「ブラック」と感じた理由
「公私混同」がダメでした。休日の早朝や深夜に、仕事のグループLINEをチェックする必要があったり、社長自作のプライベートビデオを見なければならなかったり。
サービス業をしていた時には、昼休み時間をきちんと頂けなかったので、とても疲れました。他にも沢山ありますが・・・。好きな仕事でも、公私のメリハリが無い働き方は合いませんでした。

 

世の中には、雇用の仕方を間違っている明らかなブラック会社もあるけれど、そうとは言い切れません。会社が悪いわけでも、個人の適正でもなく、会社との相性って大きいのです。

この時、ハッピーでもブラックでも、どちらにせよ注意しなければならない事が1つあります。それは、立場を超えずに一線を引くこと。

どんなに親しくなっても「経営者と従業員」であり「家族」ではない

どんなに良くして頂いても、尊敬していても、仲良くなれたとしても。お金で繋がった間柄である事を忘れてはいけません。

経営者とは「家族にも友だちにもなれない」ためです。

 

ブラックではなく、例えば家族ぐるみでお世話になって、長年働かせて頂いているのならば尚更そこはきちんとしなければ、関係が崩れてしまいます。ちょっと残念だけれど、そこは変えられません。

例えば、のれん分けして独立したのならば、状況は変わってきます。会社を辞めて雇われなくなれば、友だちになれる可能性は出てきます。

雇われている間は一線を引く。それがお互いにとって良い間柄です。

 

【アットホーム=ブラックではない】
「アットホーム」という言葉のイメージ通り、従業員や社員を家族のように気遣ってくださる経営者の方もいらっしゃいます。全てがブラックだ!というわけではありません。

入社前にチェックすべき3つのポイント

それでは、自分に合った会社なのか見極めるポイントを説明します。

今振り返ると、社風や雰囲気をしっかりチェックできていれば、入社する事を思い直したと思います。この会社ならばいける!と思ってしまうと盲目的になってしまい、冷静に判断できなかったのです。

チェックして欲しいのは以下3つです。

  • 会社のホームページ
  • 職場のインテリア
  • 従業員の様子

 

順番に説明します。

会社のホームページ

経営者のこだわりがよく分かるのが、ホームページです。

専門業者に依頼する事もあるので、一概には言えないけれどチェックすると色々見えることがあります。

職種によってはホームページが必要無い会社もあると思います。もし、あればチェックしてみてください。

 

例えば・・・

  1. 情報が整理されていて読みやすい ⇒ 発信力がある
  2. 何年も更新していない、又は一昔前のデザイン ⇒ 変化を受け入れない
  3. 社長のポエムが大きく載っている ⇒ 自分大好きナルシスト

などが想像できます。

・・・実はこれ、私が経験した結果です。

 

1.の「発信力がある」会社は、自社と関わる会社、お互いにメリットがあるアイディアを出すのが上手でした。

2.の「変化を受け入れない」会社は一昔前のデザインのままで更新。お客様が何を求めているのかより、いかに高額な仕事を取れるかを優先して考える会社でした。赤字続きで倒産寸前。お給料が出なかったり、お店が競売にかけられて不動産屋が来たり。支払いを催促する電話を取った事もありました。

3.の「自分大好きナルシスト」会社は、寂しがり屋でワンマンな社長。従業員がどんどん辞めていき、最後は社長と私の2人だけになっていました。どんな事かというと・・・例えば、社長の「夢語り」に付き合う、突然オペラのように大声で歌いだすなど。忙しいのに、仕事がとてもやりにくかったです。

 

あぁ・・・よみがえる過去たち。

個性的な経営者や会社って、世の中に沢山あります。

職場のインテリア

職場のインテリアは経営者の性格がよく表れます。家と一緒ですね!

これまた経験から話すと、例えば・・・

  1. 整理整頓が行き届き、雰囲気に統一感がある ⇒ 先見の明、計画性がある
  2. 古いカタログや過去の仕事と混在している ⇒ やっつけ仕事が多い
  3. 仕事に関係が無いモノや飾りが沢山ある ⇒ 冷静に物事を進めにくい

といったところ。

 

1.の「先見の明、計画性がある」会社は、デザイン性というよりも、無駄なものがほとんどないシンプルな環境。従業員全員が、どこに何があるのか分かっていて、仕事がスムーズに回りました。

その後どんどん会社は大きくなり、取引先も増えていきました。毎日のように様々な営業の方が挨拶に来ていたのを覚えています。

 

2.の「やっつけ仕事が多い」会社は忙しいのを理由に、仕事の書類関係をあまり片付けませんでした。古い情報と今必要な情報が混ざり、能率が悪い環境。それでも、仕事を進めねばならず「えいや!」とこなす。資料や書類が溜まる一方です。

3.の「冷静に物事を進めにくい」会社は、床、壁、テーブルに様々な雑貨が置かれており、その種類に統一性がありません。社長は寂しがり屋なので、空間を埋め尽くしたいタイプだったのです。デスクワークをしていても落ち着かず、掃除も大変でした。

従業員の様子

これはもう、どの会社でも同じです。

従業員がイキイキと仕事をしているか、職場の雰囲気はどうなのか。例えば事務所内にパーティションを置いて、接客用のテーブルがあるのなら何となく雰囲気が分かりますよね。

大きな建物で、一室を応接室としている場合でも同じです。お茶を出してくれた事務員さん、仕事場にいる社員さんの表情や会話でも分かります。

 

私の場合、職場に子供を連れてくる経営者は合いませんでした。経験した2か所ともダメでした。経営者側にしてみれば、自分の会社なのだからと思うでしょう。でも、実際のところ仕事に集中できないし、余計な会話をしなければなりません。必ず手が止まります。

面接の時は緊張しているでしょう。

けれど、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は、アットホームさをアピールしている会社ってどうなの?という事を、経験から以下を紹介しました。

  • 捉え方次第で「ブラック」にも「ハッピー」にもなりうる
  • どんなに親しくなっても「経営者と従業員」であり「家族」ではない
  • 入社前にチェックすべき3つのポイント

 

会社との相性が合えばハッピー。相性は会社の経営状態にもよります。とはいえ、お金で繋がった関係なので、いくら相性が良くても「経営者」と「従業員」であることを忘れずに。

入社前には

  • 会社のホームページ
  • 職場のインテリア
  • 従業員の様子

をチェックしてみてください。ホームページから感じる事は何か、職場にモノがあふれていないか、従業員はイキイキと仕事しているか。

第一印象って案外大事です。アットホームな会社は自分と合えば、居心地の良い職場です。入社前にじっくりチェックしましょう。

自分が輝ける仕事ができますように。

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